宇賀田会計事務所ニュース2023年7月版
2023/07/10
宇賀田会計事務所をいつもご利用いただき、ありがとうございます。
1.弊事務所主催研修会のご案内
予告してきた、弊所お客様向けのインボイス制度研修会ですが、まだまだご参加受付中です。
また、質問も事前に送っていただけると助かります。みなさまのご参加お待ちしております。
「消費税インボイス制度開始直前!
準備はできてますか?!」 日 時 2023年7月12日(水) 14:00~16:00(予定) 会 費 無 料 会 場 長野市権堂イーストプラザ 市民交流センター 1F コミュニティルーム 主な内容 ・インボイス制度の基本的な内容 ・令和5年改正を含めた特例措置の解説 ・インボイス制度に関して実務上よくある課題と対応方法 ☆ 準備の都合上7月7日(金)までにお申し込みください。 ☆ 会場に駐車場がありません。近隣の有料駐車場もしくは公共交通をご利用ください。 |
2.相続・贈与税の税法改正
相続税は、基礎控除が低くなり、亡くなった方のうち相続税の申告をする人の割合が4%から8%に増加しましたが、その後も、お金持ちのお年寄りが増えているようで、相続税の申告をする方が9%まで増加したそうです。
それに伴ってか、相続税対策の相談も増えています。2023年税制改正に改めて触れます。
- 相続財産に加算される暦年贈与の期間が3年から7年に延長されました。
今年の改正では、一番大きいかと思います。基礎控除が110万円ある暦年贈与については、もともと亡くなる3年前までに行われた贈与を相続財産に加算しなければなりませんでしたが、7年前までに延長されました。なお、この改正は、2024年1月以降の贈与に適用になるので、2023年中に行われる贈与については、現行どおりの取り扱いです。
改正があったとしても、長期の税対策として生前贈与は有力な手段です。名義預金と認定されない対策や、そもそも贈与が家族のためかといった考察は必要になるので、十分検討ください。
- 教育資金の贈与
いままでの有力な相続対策で、適用期間が3年延長されました。しかし、贈与段階で、相続財産から外せないという改正があり、亡くなった時点で使いきれていない残高が、相続税に加算されてしまうようになりました。普通に教育資金を祖父母に負担してもらうほうが簡単でより効果的なので、あえてやるほどのこともありません。
贈与や相続についても、ネットで得た知識を持って会計事務所に相談する方がいらっしゃいます。ネットの情報は、正しくないケースも多く、そのまま実施すると税務調査で重加算税の対象になりかねないような危険なものもあります。鵜呑みにしないように、十分に注意してください。
〇9カ月の納車待ちの末、電気自動車のサクラが事務所にやってきました。事務所改装で太陽光パネルを設置したので、事務所で充電すれば再生可能エネルギーで車を走らせられる、なんとエコなのでしょう!という状況ができました。
〇電気自動車自体は、普通に100キロくらいの距離を走るには、とても良く走り、よくできていると感じます。ガソリン車より優れている点も多いです。維持コストが安いところも魅力の一つでしょうか。ガソリンスタンドにいかなくていいのも楽です。洗車とタイヤの空気のために行く必要はありますが。 〇でも、エコを意識してこんな投資をしたわけではなく、これからエネルギー価格を始め、物価は高騰し続けると私は思うので、経済的な価値をお金からモノにシフトする取り組みのひとつです。ガソリン価格が250円/ℓとか、電気代が倍とか、10年後普通にあると考えれば、それらを気にしなくてすむ投資は、利回りもリスク管理としてやってしかるべきです。 〇でも、単純に発電状況を見るとか、その電気をどう使おうかと検討するのも楽しく、天気予報もやたらと気にして、サクラの充電はいつしよう?と調整を考えるようになりました。そんなことに気を取られていること自体が不経済的なんのですけどね。 |