宇賀田会計事務所ニュース2019年9月版
2019/09/04
宇賀田会計事務所をいつもご利用いただき、ありがとうございます。夜になると虫の声が聞こえてきて、夏もおしまいなのを感じます。時がたつのは早いばかりです。
- 消費税増対応は追い込みです!
10月1日から消費税率が原則10%となり、食料品等の軽減税率8%が導入されます。先月もお知らせしたところですが、もう一度大まかにお知らせします。
- 発行する請求書や領収書の対応は済んでいますか?
- 契約や価格の見直しは済んでいますか?
- 会計ソフト等の更新は済んでいますか?
いますぐ対応せずとも何とかなるものもありますが、ビジネス上は、契約や価格、取引相手にわたる請求書領収書等の書類は非常に重要なものです。面倒くさがらずに対応できるものは対応していきましょう。キャッシュレス消費者還元事業への登録もお忘れなく。
相談されることで、また勘違いが多いところですが、一般の課税事業者であれば、消費税率が上がっても利益に影響はありません。利益は、あくまで税抜価格を維持できるかの問題です。
- いろいろな納税方法
当事務所のお客様の申告は、皆様のご協力によりほぼ電子申告により行っています。
申告した後の納税ですが、今のところほとんどのお客様に紙の納付書をお渡しし、金融機関等で納付手続きをしていただいています。
しかし現在では、さまざまな納税手続きが導入されています。そして、この10月1日から長野県や長野市の地方税も電子納税が可能になり、法人税等、消費税は銀行に行かずともすべて納税が可能になります。簡単に納税方法等を紹介します。
納付手続 | 納付方法 |
ダイレクト納付 | 電子申告から預貯金口座からの振替により納付する方法。事前届が必要 |
インターネットバンキング等 | インターネットバンキング等から納付する方法。電子申告が条件。 |
クレジットカード納付(国税のみ) | 「国税クレジットカードお支払サイト」を運営する納付受託者(民間業者)に納付を委託する方法
手続きが別途に必要で別途手数料もかかる。 |
コンビニ納付
(国税のみ) |
QRコード(PCから出力可能)とバーコード(申告後に発行依頼が必要)がある。限度額が30万円かつ利用できない税目もある。 |
振替納税(個人の申告所得税と消費税) | 預貯金口座からの振替により納付する方法 |
窓口納付 | 金融機関又は所轄の税務署の窓口で納付する方法 |
当事務所では、ほぼ窓口納付と振替納税なので、まだ実績が乏しいのですが、地方税の電子納税も含めて、各々事前に手続きが必要になります。ダイレクト納付やインターネットバンキングは電子申告情報と連動するので比較的簡単です。手間は明らかに減ると思うので、ご検討いただければと思います。