宇賀田会計事務所は地域経済発展のために頑張ります! 公認会計士・税理士・税務申告・会計監査・内部監査・確定申告 投稿 (RSS)

宇賀田会計事務所ニュース2018年5月版

2018/05/02

宇賀田会計事務所をいつもご利用いただき、ありがとうございます。今年は暑くなるのが早いようで、いろんな花が一気に咲いて一気に終わってしまっている感じがします。慌ただしく夏になるのでしょうか。

1.地方税のはなし

5月は地方税の季節で、住民税や固定資産税の請求書が届きます。収入があった昨年からは、かなり遅れた請求なのでびっくりすることもあると聞きます。今回は、そんな地方税の話を。

(1)住民税特別徴収の税額通知が届きます。

平成30年度から全国的な流れを受け、長野県下一斉に原則として全ての会社・事業主の方を従業員給与の住民税特別徴収義務者として指定して取り扱っています。その対応で、届出等を提出された方もいらっしゃるかと思います。

5月上旬くらいから事業主の皆さんへ特別徴収税額の通知が行われると思われます。6月の給与計算から給与からの控除が必要となりますので、ご留意ください。不明な点は事務所までお問い合わせください。

(2)住民税の計算って

確定申告して、特別徴収になると家賃収入や副業が本職の会社にばれてしまうので困るという話を聞きます。特に、マイナンバーが導入されてからは、気にする方が増えているようです。

まず、特別徴収だからといってこの人に副業があるという通知が行くわけではないので、ご心配なく。特別徴収の金額が他の人より多い気がするから気付く人もいるかもしれない程度です。副業の所得が大きくなければ一般的には誰にも気付かれないとも思います。

収入が多いとしても、確定申告のときに「給与・公的年金等に係る所得以外の所得に係る住民税の徴収方法の選択」という欄で普通徴収を選択すれば避けられます。

(3)固定資産税

計算過程も難しい固定資産税です。土地建物の固定資産税は、ほとんど決まってしまっています。平成32年度までの3年間に限り、中小企業者が投資した機械装置等に係る固定資産税を2分の1から最大ゼロまで軽減する特例措置が定められています。

要件は、以下のとおりです。

・市町村が条例で定めていること

・最先端設備等である証明を入手すること

・経営力向上計画を定めること

・原則は、経営力向上計画の策定が先

中小企業の投資促進税制も定められているのですが所得がでないとメリットを得られません。特に機械等は、取得した年の償却等が大きくなる傾向があるので所得が小さくなりがちです。固定資産税だと必ずメリットが得られます。ただ、経営力向上計画が必要で固定資産税は1.4%ですから費用対効果の検討は必要かもしれません。計画の策定には、経営革新等支援機関(弊所や金融機関、商工会議所等)の協力が必要になります。なお経営力向上計画は自体は、ほぼ受理されるようです。リースでも可能です。

○佐渡島までフルマラソンをしに行ってきました。2回目のマラソンです。前回より速いタイムを目標に、それなりに準備をしていったつもりでしたが、当日は23℃を超える暑さにやられて散々でした。30キロすぎくらいで暑いのに寒くなってきて、脱水症状かと感じ、立て直そうと思いましたが既に遅し。35キロで足が大痙攣を起こし、足を固めながら42キロ歩いてきました。

○暑いときは気を付けろ!ということは、頭では良く分かっているつもりです。分かっているつもりでしたが、振り返ればちゃんとできていませんでした。数秒遅くなっても、ゆっくり止まって十分な水をとるべきでしたし、塩系のサプリメントも持っていって定期的にとるべきだったと思いました。そう、私は人よりも汗をかくのです。それが気になって初マラソンのときはちゃんといろいろ準備していたことを思い出しました。

○人間、変な慣れが出るとろくなことはありません。初心忘れるべからずと言いますが、フレッシュなときには、無知なことで失敗はするけど、この手の誤りはあまりしません。そもそも練習足りてたのか?という問題はさておき、それまでの準備は、当日の大したことない手抜きで台無しです。非常に反省しました。

○マラソンは、修行のようなもので、意外と楽しいのです。事前の計画と淡々とした実施、体調に気を付けて、入念に当日の準備をする。当然といえば当然です。事業でも全くそうなのです。やはり変な慣れは、禁物です。いずれにしろ、あまりにも残念なので、また秋に向けて計画的に準備することにします。

 


Tags: 

コメントを行う

CAPTCHA