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宇賀田会計事務所ニュース平成28年11月版

2016/11/08

宇賀田会計事務所をいつもご利用いただき、ありがとうございます。

1.   宇賀田会計事務所研修会のお知らせ

 お便りで通知させていただきましたが、宇賀田会計事務所研修会を今年も開催します。テーマは相続にしました。

テーマ   「相続に関連して良くある話」

・全く違う「相続」と「相続税対策」

・相続税対策を効果的にするために

日時      2016年11月16日(水)

研修会    16:00 ~ 17:30

懇親会    17:40 ~ 19:40

会場     ホテル国際21

懇親会費  4,000 円(研修会は無料です。)

出席される方は11月11日(金)までにFAXや電話等でご連絡ください。

質問等を参考に内容を詰めたいと思っております。お誘いあわせの上ご参加ください。世の中でも相続税関係のセミナー等行われていますし、参加されている方もいらっしゃるかと思います。そういうものと、一線を画したものとは思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

皆さまのご参加、職員一同お待ちしております。

2.相続税で職員が受ける質問から

相続税をテーマにしますが、いろいろなテーマがあります。当事務所の職員が受けた質問から良くある誤解をいくつか取り上げます。

(1)相続財産の範囲

相続は、被相続人の全部を承継することを原則とします。なので、優良な資産だけ相続するとか、いらない資産や借金は相続しないということはできません。

相続税は、全ての資産の評価額から負債や各種控除を引いた額のほか3年以内の生前贈与や死亡保険といったみなし相続資産を加え、葬儀費用等引いたものに課税されます。

お葬式の香典、見舞金の類には相続税のみならず所得税も課税されません。ただ似て非なるものはたくさんあるので、注意は必要です。

(2)相続時精算課税の誤解

税務署で相続時精算課税制度を使うと一定の限度額まで税金を払わなくていいという説明を受け、その贈与は非課税と思っている方がかなり多くいらっしゃいますが、それは誤りです。

贈与した人が亡くなり、相続財産と相続時精算課税の申告後に受贈した財産の金額合計が基礎控除を超えた場合に、相続税が課税されます。払わなくていいのは、暦年課税の贈与税だけです。

税金の話だけでいえば、明らかに相続税が出ないと思われる方、もしくは、その後資産価格の上昇がかなり見込める資産、その資産からの収益がとても大きくお金が増えてしまう資産等がある場合に、相続時精算課税の検討の余地があることになります。

(3)借金をした方が相続税は下がる?

借金をすると相続財産が減るから得と考える方がいらっしゃいますが、借金と同額のお金が入るので、借金をしただけでは相続税の減額効果はありません。借りたお金を使うか評価額が小さくなるものに換価しなければ意味がありません。また、借金には利息がかかります。税金の減少額よりトータルの利息負担の方が大きくなるケースも良くあります。相続人にとって負担なだけの場合もあるので、注意が必要です。

○先日、初めてハーフマラソンに出場しました。何で走るの?と正直ずっと思っていたのですが、たまたまマラソンクラブに巻き込まれたのと、厄年を迎えて体力が落ちている感もあり、走ってみることにしました。

○マラソンサイトに登録してそこから大会にエントリーします。驚くのは、そのマラソン大会の多さです。今現在登録できるマラソン大会だけで1,000くらいあります。全国的に大人気な長野マラソンのエントリーは、9,000人のネット受付がわずか28分で完売だそうです。需要も多い上に、開催のしやすさ(道があればできる)、経済効果が比較的大きい(宿泊が多い)ことから地方都市でもどんどん増えているようです。市民マラソンはいまや世界的にもビックビジネスで、ニューヨーク等の主要マラソンは、何十億という寄附金を集めた上に、スポンサーもたくさん集まるそうです。

○ハーフマラソンでも参加してみれば、秋の天気のよい軽井沢で、たくさん参加者がいて、広々走れるだけで結構楽しいです。マラソンは靴とウェアがあれば大丈夫。キレイなお姉さんもたくさん走っています。そして何より沿道の声援というは、ちょっとあるだけでとても嬉しいものです。

○そんなにこだわってもないくせにプラズマテレビ派だったり、生産中止で愛車の部品入手ができなくて困っている私には、流行って定着していくものを軽く楽しんでいく姿勢を保つのが、いまを楽しく過ごすに必要なようです。

 

 

 

 

 


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