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宇賀田会計事務所ニュース平成27年12月版

2016/01/05

宇賀田会計事務所をいつもご利用いただき、ありがとうございます。今年一年間お世話になりました。

1.   年末・年始の営業日のお知らせ

誠に勝手ながら当事務所の年末の営業は12月29日(火)の午前中までとさせていただきます。

休業は12月30日(水)~1月3日(日)です。給与等の関係で対応が必要なケースは、事務所側でも気をつけますが、お早目にお伝えください。

2.   当事務所改装工事のお知らせ

年内になるかと思いますが、マイナンバー等の個人情報保護に対応すべく、事務所のパーテーション、什器工事を行います。これに伴い、今後事務所の内側に入る際に入退出管理等、皆さまにご面倒をおかけしますが、何卒ご協力をよろしくお願い致します。

3.   扶養控除等申告書のマイナンバー記入欄

最近国税庁のQ&Aが更新され、マイナンバーを別途確認した場合には、扶養控除等申告書の余白に「個人番号については給与支払者に提供済みの個人番号と相違ない」旨を記載すれば、マイナンバーの記載を省略できます。その扶養控除等申告書のテンプレートも作りました。当事務所で年末調整を行うお客様はこの方法を採用しますので、扶養控除等申告書にマイナンバーの記載をしないでください。

4.   ふるさと納税のはなし

(1)ふるさと納税とは、

「ふるさと納税」は、都道府県・市区町村に対する寄附金のうち、2,000円を超える部分が、一定の限度額まで、原則として所得税と合わせて全額が控除されて、実質2,000円の負担だけで済むという制度です。つまり、好きな自治体に寄附すると2000円を除いて税金で戻ってくるという仕組です。

地方創生の一環で、個人所得税・住民税が改正され昨年より2倍程度控除限度額が増えました。限度額は、色々な条件次第で決まるので難しいのですが、給与500万円で扶養が1名の方で、ざっと今までの3万円から6万円弱になるようです。

(2)ふるさと納税の返礼品

ふるさと納税は、もともと「今は都会に住んでいても、自分を育んでくれた「ふるさと」に、自分の意思で、いくらかでも納税できる制度があっても良いのではないか」という応援の気持ちがベースとなって始まりました。しかし、この頃は各自治体の資金集めのために、謝礼品競争が激化しています。

ふるさと納税の返礼品を集めたサイトによりますと、肉・魚といった地場のおいしいものや工芸品など全国各地からよりどりみどりで調べるだけでも一苦労です。2000円の実質負担で、おいしいものが届くのですから是非皆さまも調べてみてはいかがでしょうか。

(3)変わった返礼品

返礼品は、各自治体の地元特産品、生産品が多いです。飯山市なら米や豚肉、PC等が返礼品になっていたりします。飯山や安曇野市は、地元の基幹産業がPCの生産だったりするからのようです。ちなみに長野市では、返礼品は特になく(多分)目的別に使われるだけのようです。

世の中には、T-ポイントや商品券などを出す自治体もあったりするようです。税負担がないからといって、無責任な自治体な感じがします。

○NHK杯フィギュアスケートが長野で開催されました。長野で開催されるので、チケットを取ろうとしたわけですが、先行予約も第1次も2次も全然当たりませんでした。直前に、ヤフオク等のオークションサイトでチケットをチェックしてみると1枚6万から高いと20万円!ちょっと気が遠くなりました。

○需要と供給といえばそうなのでしょうけど、昨年の全日本フィギュア・女子FSは、楽々とチケットが取れました。羽生くんと真央ちゃんの人気といえばその通りなのですが、この人気には全く驚きます。そして、羽生くんの演技にも全く驚きました。凄すぎて、テレビを通しても感激しました。生観戦の人がうらやましいです。時価では買いませんが。

○時価ってなんだろう?と改めて思います。会計をやっていると色んな価額が出てきますが、一番曖昧で分からないくせに良く登場するのが時価です。チケットは定価がアリーナ席で1万4千円。時価といえば、20万円を超えても買う人がいる。ただ、来年羽生くんがいなければ、チケットは余るかもしれません。主催者としては、チケットの値段をそんなに変えるわけにもいかず、荒稼ぎする連中もいて非常に難しい対応となるわけです。

○私は、フィギュアスケート誘致のために「夢応援基金」に、ふるさと納税しています。寄付を10万円以上すれと優先的にチケット1枚が購入できる権利がついてくれば、もっともっと寄附する人が増えるのではないでしょうか。それならスケートにもお金が使われ、不正な利得を得る転売者らも排除できる気がします。まさにバブル的なこの人気。いつまで続くのでしょうか?


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