宇賀田会計事務所ニュース平成26年10月版
2014/10/07
宇賀田会計事務所をいつもご利用いただき、ありがとうございます。
1. 財務応援Liteを利用のお客様へ
当事務所から会計ソフトをご購入頂いたお客様の多くは、EPSONの財務応援Liteをご利用いただいていると思います。最近、EPSONから「財務応援Lite」から「財務応援R4Lite」への移行を依頼されるケースがあると思いますが、移行をせずに、しばらくお待ちください。当事務所の会計ソフトと互換性がなくなってしまい、データのやり取りでの帳簿整理ができなくなります。移行せずとも、しばらくの間は更新されるので、特段問題は生じません。
当事務所でもR4への移行は検討していますが、新システムの信頼性を確認したいのと、サーバーの更新時期が近いので来年以降にする予定です。
2. 不動産に関する税の話
不動産を売買する。所有するといろいろな税金がかかります。売却所得が出れば法人税や個人所得税がかかる他に、様々な税金が出てきます。幾らくらいになりそう?という質問を頂きますが、正直かどれくらいか想像できません。どんな税金が何を根拠に計算されているか、法人税や所得税以外のものを紹介します。ただ、あまりに場合分けが多いので、書ききれません。大体の目安としてお考えください。
(1)購入するときの税金
・印紙税
不動産売買では、必ず契約書は作ると思います。契約金額に応じて印紙税がかかります。15千円が多いでしょうか。(取り返せないトラブルも多いので、必ず契約内容を詰めて書面を作りましょう。)
・登録免許税
所有権の移転の際に、登記を行いますが、その時に払う税金です。土地だと固定資産税評価額の1.5%、建物だと0.15%~2%かかります。これも住宅だと税率が低くなるようになっています。
・不動産取得税
土地は3%、住宅用建物は、固定資産税評価額の3%、それ以外は4%かかります。
相続による取得でも登録免許税・取得税が、低いですが、かかります。これのせいで登記しない方もいますが、実際に売却する時、ご自身や前所有者の死亡時等に所有が証明できず困る事も良くあるので、手続するのがおススメです。
・固定資産税・都市計画税
複雑な計算が必要ですが、ザックリ説明すると固定資産税が1.4%、都市計画税が0.3%それぞれ固定資産税評価額に対してかかります。但し、住宅は、固定資産税で最高1/6になるなど、様々な軽減が、都市計画税双方にあります。空き家が多いことが長野県で問題になっていますが、更地にしない理由の一つが、この軽減措置と考えられており、制度変更も検討されるようです。
税額がいくらかよく分からない理由は、固定資産税評価額が素人には分からないからです。土地は、概ね公示価の7割くらいだそうですが、建物だと、私には分かりません。ただ建設価格よりは低くなるのが普通なので、著しく高いときは市などに問い合わせてみましょう。
○先日、スコットランドで独立投票が行われていました。住民投票過半数で独立か!随分乱暴な話だなぁとか、国を作るって何が必要になりそう?という話を税源と絡めて事務所のミーティングでしようとしたところ、スコットランド??となりました。イギリスが連合王国ということを知らないようで、スコッチウィスキーやら北海油田の話をダラダラしてたら北海油田も知りません。ヨーロッパからの輸入車がハイオクなのは北海油田のせい(成分が中東と違うらしい)とかどうでもいい話で長くなってしまい。
○なぜか忘れたのですが、別の日の話で三権分立の話になりました。行政と立法と司法を分ける。学校でやったときは意味不明でしたが、今になると、なるほどと思います。大きなけん制が大衆を守る。これもうちの職員には、何だかわからないという者もいます。また、王政の話やらマグナカルタの話とかしちゃって。 ○大抵、縄文式土器と弥生式土器があったことは知っています。卑弥呼とかが変なお祭やって国を治めたとか。でもこれは日本を知る上で重要ではありません。エジプトのピラミッドが有力な王様のお墓なことも知っています。でも現在の国際社会を理解する上では何の役にも立ちません。 ○事務所の職員の不勉強を棚に上げるわけではないですが、学校の授業で世の中の仕組みに合わせたものを教えられないのかなと思います。歴史なら近代以降。数学なら確率統計。競馬とかでも役立ちますよ。 |
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