電王戦で米長永世棋聖が負けた件
2012/01/20
将棋好きな私なのですが、最近電王戦というコンピューター対人の対戦があり、米長将棋連盟理事長がボンクラーズ(ソフト名、昨年世界最強)と対戦し、残念ながら敗れました。
現在のコンピューター将棋は、相当強いらしく、昨年の清水女流6段に続いての敗戦です。とはいえ、米長さんは高齢で、引退してからかなりたつ棋士ではあるのですが。
来年は、若手の現役のプロ棋士5人が戦うそうです。
でもトップ棋士いわく、やっぱり致命的な間違いの一手を指すらしいので、本当のトップとはかなりの差があるようです。しかも一回負けちゃうと人間が弱い!ってレッテル貼られちゃうのがつらいところですよね。それで、なんとなくプロ棋士の価値下がってしまうことを考えると、相当な対局料をもらわないと割が合わないでしょう。
一番有名な羽生さんでさえ、7割勝ってないわけですから、当然人間に完全を求めるのも酷な気がします。
でも、将棋も基本勝負ごとですから、本来は合理性でなくて、気合とか人間的要因で決着がつくのが楽しいのでしょうけど。そういうのって、理解が難しいですもんね。