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クリスマスプレゼントの記憶

2011/12/02

○12月、世の中はクリスマスシーズンです。私は、若くなくなってる上に子供もいないので、あまりクリスマス!と騒ぐ感じになりません。

○クリスマスというと、プレゼントです。こどもの頃、宇賀田家でもクリスマスプレゼントイベントがありました。小学5年生くらいのときに、一度だけ、5月の自分の誕生日と合体のプレゼントでいいからと親におねだりしたモノがあります。それが、住友金属工業の株式1000株です。

○当時の私は、ニュースを見ていて、毎日どういうわけか変動していて、繰り返し報道される為替相場と日経平均に興味をもちました。そのうち新聞の株式欄を見るに至り、雑誌を読み、ついには、子供に対して超高額の38万円プレゼントを入手したのです。株券を見たときには感動しましたし、これをさてどう取引するんだろうとか思った記憶があります。

○その後、バブル経済が起こり、面白いように株価は上昇していきました。そしてバブルの崩壊。バブルの頃には、何で株価があがるのかに興味があった私も、崩壊後はすっかり普通の高校生になり、興味がなくなってました。でも、市場経済とか業績、地価上昇などいわゆる経済的なことの基礎知識やイメージを住金株のお陰でもてた気がします。

○その住金の株式は今や130円。購入当時の3分の1です。さらに、来年2月を目処に新日鉄との合併が発表されました。これまた当時では考えられません。先日、合併すると1株にならないけどどうします?という通知が、私のもとに届きました。ひょっとすると、今の自分の職業に到達する大きな要因を作ってくれた大事なプレゼントです。損とか得じゃなくて完全体として残しておくってもんでしょう。

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11月末のお客様への通知からの転載です。


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