公認会計士フォーラムなるイベント
2011/10/15
山梨県富士吉田市で、第40回公認会計士フォーラムなるイベントがありました。
来年長野県は軽井沢で開催することもありまして、見に行ったわけです。
どんなイベントかといえば、公認会計士が集まって研修受けて、業界の抱える課題とか問題の話を聞いたり、意見したりするものです。
現在の業界の大きな課題というと、
○ここ数年の大量合格に伴う未就職者問題。
○公認会計士の税理士登録を制限するという税理士法改正案への対応。
IFRSへの対応なんかもかなり重要なんでしょうけど、田舎の開業している会計士にとっては、上の2点かと。
未就職者問題は、合格者数調整をするみたいです。就職できないのもあってか、今年は、受験者が激減したみたいです。新規参入する人が魅力に感じない職業というのは、いつも思いますが、とても悲しいことです。
税理士法改正案も個人的に感情的には、かなり悲しいお話です。。
今日は、感情的な点で書いてみます。
一応私は、公認会計士で、税理士としての税理士会に登録して、仕事をしてます。それだけでなくて、税理士会の長野支部では、常務理事もしてますし、何年か前には、日税連の研究発表会とか参加させてもらったり、税理士会活動もそれなりにですが、協力しているつもりです。
でも、この法律案って、公認会計士なんて同業じゃないよね?っていう話です。
世間一般から見れば、会計士と税理士の区別がちゃんとつく人なんてごく一部でしょう。
税理士になる方法には、公認会計士が登録するとかいわゆる一般の税理士試験に合格する以外にも複数あるので、なぜ公認会計士だけ?っていうのも疑問に思います。
これも会計士大量合格の反動なんでしょうけど、単純に資格の職域保護というより、広い意味での会計業界の発展という視野で協力できないものでしょうか。全く。