先週末に仙台に行きました
2011/04/05
ちょっと前のことになってしまうのですが、4月1日2日と仙台に仕事で行きました。
例によって、ガソリンを携行缶に入れ、燃費が良い方の車に乗ってです。
事前の話では、「仙台は意外とものがある」と聞いていて、先方のお客様には、それでも普段食べてなさそうなものを持っていきました。
とりあえず、実際、皆さんお元気なようで安心しました。
2日目は仙台東部自動車道に乗り、津波の被害を受けた地域を見てました。私なんて、気楽なもので大変申し訳ないと思いました。
なかなか声にならない光景です。仙台市内の若林区は一般の人は侵入禁止になっているようでした。
そして、報道と実際のギャップには驚きます。
報道では、『物資は足りてきている』とか『ボランティアは待っていて仕事がない』とか『県外から人が来るのは迷惑だ』とか言っていますが、果たしてそうなのでしょうか。
今回もっと必要とされているものを調べて、直接届ければよかったなあと非常に後悔しています。事前検討が甘かったです。
おいしいものをもって行って、被災したときのことや今困っていることを聞くだけでも十分な気がします。迷惑にならないように行くことは良いことだと、私は確信しています。
行く目的は、観光でもなんでもいいじゃないですか。もう再開したホテルだって、東北地方にはたくさんあります。
物資もガソリンは確かに入手困難ですし、ほかのものも十分にはありません。
どちらかというと、現地の皆さん、自衛隊や警察、消防署などの方に負担を押し付けすぎているのではないでしょうか。いま、必要なことは、やや無理でも外部から入って、復旧作業の陣頭指揮を取れる人なのではないのでしょうか。ボランティアの受入体制だって、現地の方の負担です。外の人は、震災地域は、範囲も広大でどうしたらよいのかも分かりません。ここをつなぐ方法ってのはないのでしょうか。
とはいえ、私にできることもなく、それもまた残念な気持ちです。
今後の震災復旧に向けては、何か私のできることは積極的に協力していくことを改めて決心するのでした。