亡くなる準備
2010/09/19
先日、お客様で父ととても仲が良かった元社長のAさんがなくなりました。
昨年あたりから体調が芳しくなく、万が一のときに会社が残っていると困るからということで、私が交代して社長をやっていました。先月あたりまでは、お元気だったのですが、突然悪くなり、早くもお亡くなりになってしまいました。残念です。ご冥福をお祈りします。
Aさんの最後の仕事となりそうだった仕事は、私が引き継ぎまして、奇しくも告別式の日にその契約も無事に完了しました。
私も会計関係業以外は素人ですので、まあ不手際もあるのですが、Aさんはいつも「伸彦さんなら大丈夫」といってくださっていて、お参りをしながらもその声が聞こえるようでした。
これで、会社が残されてしまいまして、どうしたものか、遺族の方々と話合わないといけません。面倒なものは、ここ数年で処理したので、大したことはないのですが、大したことはないとはいえ、相続やらとも関連しますし、それなりに大変です。
結果的にでしかないかもしれませんが、私が社長になってしまっていれば、まあそれなりに収まります。実はそれなりに便利なサービスですよね。双方の相当な信頼関係が必要な気もしますが。
後継者のない会社の社長さんたちはどうしてるんでしょう?
所在不明の高齢者ではありませんが、不明になってしまった会社なんて世の中相当あるんでしょうね。
折角、社長さんたちが30年とかという長期間経営して、何人もの人の生活を支えた会社なんだから、最後もキレイに終わらせたいような気がします。