ラオスフェスティバルにいってきた
2023/06/13
〇お客様が参加しているので視察もかねて、ラオスフェスティバルに行ってきました。文字通り、ラオスと日本の友好とラオスの食やものを屋台などで紹介するイベントです。いま、代々木公園では毎週末いろいろな国のこういったフェスが行われているそうで、なかなかの盛り上がりを見せています。
〇さて、ラオスといえば、私には仏教くらいしかおもいつきません。いまの東南アジアでは、最も貧しい国の一つであり、主たる産業がないというのが現実です。
〇フェスでは、ラオスのビールや食べ物、モン族の刺繍の民芸品などが並んでいました。ビールはおいしかったですし、刺繍もすばらしいです。お土産に、ラム酒、コーヒー、綿製品お買い物をしましたが、大きな特長があるわけではありません。主要な特産物にするのは難しそうです。例えば、コーヒーなんかは、日本は、139か国から輸入しているとのことで、差別化は至極困難です。
〇途上国に産業が育たずに、どこの国でも似た商品群しか作れないというのは、日本の地方都市になかなか個性が育たない構造と同じだなあと感じました。田舎もいっぱいあり、差別化は難しい。ラオスは、人口構成が若く、教育が行き届けば別の発展もある日あるかもしれませんが、衰退していく日本の地方都市は、どうだろう?どんなことで未来を描けるのか、専門家としてそんなことを支えたいと思います。