ときめきの宝塚
2021/12/09
○コロナが収まってきたこともあり、FDAで松本から神戸まで飛んできました。便の時間さえ合えば神戸までとても近いです。せっかく遠くまできたので、前々から行ってみたかった宝塚歌劇団を観てきました。花組です。
○ミュージカル部分はなかなか奇抜なストーリー(忠臣蔵のパロディ)で展開も早く面白かったです。花組は、今年で100周年だそうで、レビューは、昔からの歌などが入り、伝統の階段芸?!構成員は、皆若い女性ですが、まさに伝統芸だなと感じました。
○そして、男役の方が娘役よりも圧倒的に上なことに驚きました。個人的には、娘役トップの方が衣装で見なくても明らかに見分けられるくらい素晴らしかったのですが、女性だけの劇団だし、観客もほぼ女性で、人気も技術的にも男役あっての宝塚なのですね。女性が男性的な動作で低い声で高らかに歌うのは、本当に難しく、研究されているように見えました。
○最近は、ジェンダーフリーとかが重視され、女性とか男性とかいうこと自体が間違っているという風潮もありますが、男子禁制の宝塚では、むしろ性別の差を明確に感じます。男女の差なくして、面白さなしです。そして、宝塚ファンをみて、神戸まで好きな藤井風のライブを見に来た妻をみて、追っかけ対象があるのがうらやましく思う神戸ツアーでした。