別府大分毎日マラソンに参加しました(遅い更新)
2020/03/28
はじめに
半年ごとにマラソンを振り返っていましたが、長野マラソンも新型コロナの影響で中止になりましたので、別大マラソンまでの記録を残そうと書いてみます。
昨年の長野マラソンでグロスでサブ3.5を達成しまして、子どもの頃からテレビでやっている別府大分毎日マラソンに参加できると知り参戦することにしました。
多くの真剣な市民ランナーが出場します。サブ3.5達成で参加できて、マラソン本番の制限時間40km3時間20分。遅い市民ランナーは出れません。自分と同じくらいのペースで走る人が多く、コースもフラットなので、ベスト記録を出すように頑張るべきレースという評判です。
実際参加してみて、普通の大規模市民マラソンと比べれば前日受付に集まる選手の体形からアップしている姿勢、雰囲気から全くちがっていました。緊張感もあります。運営も自衛隊が荷物運搬訓練として参加するなど、伝統的なマラソン大会の雰囲気も満点です。とても良い経験になりました。
開催日が、月初の日曜日で次の日が月初め営業日ということで延ばせない仕事が多く、せっかくの別府・大分の観光が全くできなかったことが残念です。来年も参加資格は確保できたので、今度は1日観光に充てられるようなツアーにしたいです。
大目標レース自体を回顧します。
1.エントリーに注意
別大マラソンは、カテゴリー1からカテゴリー4まであり、陸連登録の有無で出走順が変わります。私は、一番遅いカテゴリー4でかつ陸連登録がないので、一番後ろからスタートすることになります。スタート地点までの時間がトップからで1分、陸連登録者ともざっくり2~30秒違うので、ベストを狙うなら陸連登録が望ましいと思われます。
エントリー自体は、ランネットからで早いもの勝ちです。数十分で受付終了になるので、まごまごしている余裕はありません。入力ミスや入力項目で分からないことがあると、再度アクセスが必要になるし、入力中に締め切られることになるので、事前に登録に記載すべき項目を整理しておきましょう。聞かれて即答できない項目は、自己ベスト記録とその大会情報でしょうか。
とりあえずのエントリーが完了しても、別大が自己ベストでない場合には、記録証の画像データを大会本部に送らなければなりません。
2.富山マラソン2019以降の練習
月 | 走行距離 ㎞ |
11 | 166 |
12 | 179 |
1 | 156 |
練習距離はこんな感じでした。10月末の富山マラソンの疲労抜きと1月からの本番に向けた疲労抜きを入れるとこんなものかと。膝のケガをしてなかなか調整が進まなかった富山マラソン前と比べればかなり順調にメニューをこせました。
スタミナ不足が著しかったので、途中富士山マラソンに出場したり、長い距離も走りました。12月、1月も30Kの練習会やレースに参加して、スタミナもつけてきたつもりでした。レース3週間前の30キロレースでは、さほど無理することなく2時間20分を切ることもできました。このままいけば本番で3時間17分くらい、あわよくば3時間15分も狙えるはずでした。
しかし、その30キロ大会の後、3週間まったくペースがあげらなくなってしまいました。2週前のハーフマラソン大会にでましたが、疲労感があり全然だめ(1時間35分20秒くらい、目標は1時間31分台)。さらに負荷を落として、マッサージもして回復をはかったのですが、結局のところあまり戻らなかったようです。距離もそんなに走ってないし、これくらいは大丈夫だとおもっていたので大きな誤算でした。結局速く走る30キロ走が一本余分に多かったと思います。
別大本番では、その30㎞走で走ったペースで30キロすら走ることができず、まったくもってイマイチな結果に終わってしまいました。
昨年の長野マラソン前もそうだったのですが、いいとこ取りで月間200kmを超えてくると疲労が急速に蓄積されてしまうようです。1か月に行うトレーニングとして、現状の私には負荷が大きすぎたのでしょうけど、それくらいは走れないととも思います。
増やさなければ、もっといいペースでマラソンを走りきれるようにならないでしょうから、今後は、いままであまりやったことのない繋ぎJOGを入れつつ、体の距離への耐性を高めるとか、別のアプローチが必要かなと考えています。
3.レース中に考えたこと
レースは、序盤は、まあ想定どおりだったものの、前述のとおり5キロから20キロまでで既に予定していた5キロ23分20秒ペースに全く届きませんで、23分40秒くらいで推移させました。体が動かなくて焦る焦る。
10キロ超えてくれば体が軽くなるかなと期待していたのですが、まったく軽くならない(汗)。同じようなペースで走る人について行きながら、すでに諦めモードです。
どちらかというと折り返してから見えるのエイドの撤収が早くて、ペース垂れたら即終了恐怖を感じていました。
30キロ手前ではまだ3時間20分を切る可能性があったので、キロ10秒ほどペースを上げてみました。が、それが更なる悪手!(汗)で疲労がどっと出現し、1キロ5分を超えてしまう状況に陥ってしまいました。残りは攣りそうな脚と相談しながら、なんとかゴールまで体を運んだって感じです。キツカッタ。
富山マラソン時の体は仕上がらない上に痛いところがある不安だらけの状態より、走り自体はひどくて、いったいこの3カ月何をしてきただろうとレース中から思ってました。勝負レースでピーキングに失敗かあとか、レース中に思っても仕方ないのです。
レース自体は、天気が良く、風もなくたぶん絶好のコンディションでした。気温は思ったより高かったですけど、影響が出るほどではないですし。
コースは、基本平坦で走りやすかったです。第一折り返しの前後にやや上り下りがあり、30キロ以降には、細かい上り下りがあり、疲労した体にはちょっと嫌だという程度で、私が出たことがあるフルマラソンの大会では一番記録を狙いやすいコースだと思います。
4.当日の用具
Tシャツは、長野マラソンの景品
帽子は、ナイキ
cwxスピードタイプとふくらはぎ用
パンツは、カンタベリー
ウエストポーチは、アシックス
ソックスは、ザムスト
シューズは、Onのクラウドフロー(新型)
サングラスは、SWANS
乳首用のばんそうこう
足裏の靴ずれ防止用のテープ
アキレス腱を保護するテープ
グッツについては、特に大きな変更点はありませんでした。
ザムストのソックスは破れやすくて何とかならいない?
はちみつローディング
36時間以内に200MLのはちみつを摂取するといいらしいというのを実験しました。が、効果については不明です。本当の体調の方が重要で、その他の事項は補助程度ということです。
ゼリー飲料を2本(アミノバイタル)塩飴2つ
最近感じるのですが、私は、ゼリー飲料の摂取が苦手なようです。給水のスポーツドリンクの摂取との積み重ねで気持ち悪くなってしまいます。富山マラソンは、途中の給食でおにぎりやお菓子の類がでるので、それが最後まで頑張れる要因な気がします。かといって、マラソン中にゼリー以外を持ち歩くのは難しいです。どう工夫しようか。
5.今後の予定
長野マラソンが中止なので、サロマ湖100kmウルトラマラソンが次の目標です。私にとって初のウルトラマラソンで、目標は完走です。完走できる気がしません!
通常のマラソンの練習をベースに、距離と時間を長めに設定した練習を入れようといった感じです。コロナで中止かもしれませんし。一応、5月にも黒部名水マラソンにエントリーしていますが、これはサロマ湖練習用として、1キロ5分15秒くらいで楽しんで走る予定です。こっちのほうが、コロナで中止かもしれません。
落ち着いてきて、予定どおり大会が開催されるようになることを心待ちにします。