オッサンファンにとっての安室奈美恵の話2~ファンになる前とマスコミに思う
2018/10/05
凄いファンになっている気がする一方で、私はせいぜい10年程度のファンでして、デビュー26年の奈美恵ちゃんをずっと追いかけ続けていたわけではありません。ただ、世代ではあるので、彼女のデビュー当時から認識はしていますが。昔は女子の歌をカラオケで良く歌ってたので、彼女の曲も結構歌いました。TRY MEとかで売れ出したときも良く聞いていましたし、小室プロデュース時代も当然聞いていました、Can You Celebrateよりあとはあまり聞かなくなった気がします。
当時、私の遊びの拠点は主に渋谷でした。アムラーなる人達が町中にいて、その後コギャル文化に繋がっていき、流行の中心の世代ってあるよなと思っていました。ロングブーツ、ミニスカート、ロングの茶髪。キャミソールとかも奈美恵ちゃんがスタートじゃないのかなあ。授かり婚もして、その後どうなるだろう、人気なくなるだろうしとか、どうでもいい斜めに構えた心配をしていた気がします。
ファンとしてちょっと違うんじゃね?と思うのは、マスコミの報道を見ていると、そのピークだった小室哲哉時代以降には、いきなりHeroになってしまうことです。16年くらい一気に飛んでしまうのです。アムラーみたいな社会現象を生む女子、今後なかなか出ないでしょうから当たり前とも思えますが、安室奈美恵が評価され、ファンが多いのは、その16年くらいの方針と一貫性だと思うのです。すくなくとも私がファンなのは、そんなところが素晴らしいからです。自分では曲も歌詞も作らない。ほとんどのことは周りの卓越したプロに任せ、自分の基本的なスタンスだけちゃんと守って、ダンスと歌をきっちりと提供する。なかなかできない割り切りだし、多分個性も出しにくいスタイルだけど、それが彼女らしさにちゃんとしているところがすごい。相変わらずキュートで、パフォーマンスも高いってものあるのですけど。