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チケット、取れたり取れなかったり。

2017/12/04

○たまたま同じ日に申し込んでいたチケットの当落が発表になりました。フィギュアスケートのGPファイナルは落選、安室奈美恵のファイナルドームツアーは無事に当選でした。外れたらどうしようと思っていたのでホッと一息です。

○大抵の人気チケットは、ネットで抽選になり、オークションサイト等で転売の対象になります。元値の10倍を超える取引もあり、全部チケットを売った人の利益になっています。本来ならそのお金が主催者にわたって、ギャラやイベント経費、選手の育成等に充当された方が良いに決まっています。また、チケットを利用した詐欺もあるようです。

○なので転売行為を規制するための仕組みも実際あります。入場時の本人確認や顔認証(顔写真を送ってその人以外が入場できない仕組み。数万人いても即座に99%以上判定できるそうです)が導入されてたりします。これは、買った本人以外を入れなくすれば、転売されないという防止策です。しかし、業でない(たまたま参加できなくなって、代わりに誰かにいってもらう)転売というのは、購入者の基本的な権利だし、当日空席があっても良くありません。最初から時価で販売する主催者もいますが、高値で買えない人に見て欲しいというニーズは満たせません。

○利益を転売者に残さない仕組みがもっと作れないのでしょうか。取得価格で譲れる仕組みもいまは足りないし、高値転売の利益を主催者等に還元させる仕組みを構築するのも効果があるでしょう。そんなことは事実上無理なのかな。フィギュアスケート10万円の転売価格を見ると、なんかやるせなくなり、そんな事ばかり考えてしまいます。


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