長野県民の県民性とかいうけど
2017/04/05
○地方創生でもテレビ番組でもその地方独特の特徴を取り上げていこうという動きが盛んになっています。長野県民の特性についても、いろんな評価があるところです。
○実際どうなのかは良く分かりませんが先日、日本銀行松本支店から「金融リテラシー調査から見た長野県の特徴と課題」というレポートが発表になりました。難しいタイトルですが、簡単にいうと家計や投資の県民性を分析しているものです。
○レポート全体は、もっと金融教育をという話なのですが、県民性分析は、それと全く関係なく面白いです。
・投資に関する問題で全国7位と正答率が高いが、若年層の正答率は40位とかなり低い。
・金融商品だけでなく、老後に向けた知識は豊富。
・リスク資産をはじめとした投資自体に消極的
・家計管理は苦手で、家計の収支を把握していない。
○なんとなく長野県を反映しているような気がしてきます。教育県とかいわれる状況とか、知識や議論はするけれど、マジメで保守的だからか一歩を踏み出せなかったり、言っていることとやっていることがいまいち一貫しない感じがする。長野県民の残念なところとして、別の何かで見たことがある話になってきます。
○県民性というのは、一日にしてならなくてかなり定着しているものなのでしょう。健康・長寿なこともそうです。素晴らしい文化というか伝統です。ただ、その特性を生かしましょう!というと分かっていても、とても難しい話になるのですよね。