NHK杯フィギュアと時価
2016/01/05
○NHK杯フィギュアスケートが長野で開催されました。長野で開催されるので、チケットを取ろうとしたわけですが、先行予約も第一次も2次も全然当たりませんでした。直前に、ヤフオク等のオークションサイトでチケットをチェックしてみると1枚6万から高いと20万円!ちょっと気が遠くなりました。
○需要と供給といえばそうなのでしょうけど、昨年の全日本フィギュア女子FSでは、楽々とチケットが取れました。羽生くんと真央ちゃんの人気といえばその通りなのですが、この人気には全く驚きます。そして、羽生くんの演技にも全く驚きました。凄すぎて、テレビを通しても感激しました。生観戦の人がうらやましいです。時価では買いませんが。
○時価ってなんだろう?と改めて思います。会計をやっていると色んな価額が出てきますが、一番曖昧で分からないくせに良く登場するのが時価です。チケットは定価がアリーナ席で1万4千円。時価といえば、20万円を超えても買う人がいる。ただ、来年羽生くんがいなければ、チケットは余るかもしれません。主催者としては、チケットの値段をそんなに変えるわけにもいかず、荒稼ぎする連中もいて非常に難しい対応となるわけです。
○私は、フィギュアスケート誘致のために「夢応援基金」に、ふるさと納税しています。寄付を10万円以上すれと優先的にチケット1枚が購入できる権利がついてくれば、もっともっと寄附する人が増えるのではないでしょうか。それならスケートにもお金が使われ、不正な利得を得る転売者らも排除できる気がします。まさにバブル的なこの人気。いつまで続くのでしょうか?