長野で地震がありまして、
2014/12/04
○先日の地震があった時、私は市内の権堂にいて、ものすごい勢いで店中のお酒が落下していました。近くで起きた地震である事は、揺れ方で分かったので、それほど焦っていなかったのですが、帰ろうとすると普段なら溢れかえっているタクシーが全然ない。歩いて帰ると、善光寺界隈からブロック塀が倒れたり、壁が落ちたり窓が割れている建物がたくさんありました。ガスや灯油が漏れたニオイもするし。
○東日本大震災の直後東北に行った時は、余震を体験しただけで、被害が出た後しか見ていませんが、あのときはものすごく広い地域でこれより揺れていたわけで、改めて大変なことだったと再認識しました。
○地震があった際の会計・税務処理では、事業の被害なら当然経費ですし、被災者等の救済のために支給した物品等も費用になります。とはいえ、財産は失われます。そこで、備えあればということになります。思いつく備えといえば、保険、耐震工事、防災グッツでしょうか。
○私は、地震保険に入っていません。長野でそこまで大被害を起こす地震が起こるとは思ってなく、保険料率が当然とても高いので(民間だと受けられる保険会社が世界中になく政府の支援で維持されています)それなら貯蓄でいいかという考えです。あとは、耐震構造にはしました。自宅を建てる前に、地盤調査して弱いと診断され、これは地震発生に限ったことでないので、どちらでもいいと判断しました。結構な金額で工事しましたが、今回ご近所の被害等をみて、やってなくても大した被害はなかったかもしれませんが、やっておいて良かったと思いました。
○備えれば憂いなしといいます。地震は目立つので皆さん騒ぎますが、すごい大地震が起こるかもしれないリスクまで広げると、世の中には不安の材料だらけです。「知らぬが仏」という言葉に妙に説得力を感じます。