やっぱ経済だよね。
2013/12/04
○先月、リオデジャネイロに行きました。オリンピックなどどこ吹く風で準備は全く進んでいませんでした(東京に五輪が来る理由も何となくわかります)が、活気溢れる楽しいまちでした。意外と物価は高くて、ファベーラと呼ばれる広大なスラムがあり(人口が200万人弱いるらしく、とにかくデカいです)治安・行政の力が及ばない地区もあり貧富の差も凄くありました。
○話は変わって、先日大町にある「長野県総合山岳センター」というところに県の指定管理者への第三者評価に行きました。今、登山ブームで、多くの知識のない登山者が遭難したりしています(長野県の登山者は年間70万人だそうです)。ここは、登山などに関する正しい知識の周知や山岳ガイドを育成する施設で、他は不採算で閉鎖されたため公的な機関としては日本に2つだけだそうです。週に1回程度種々の講習を企画運営していて、受講者のニーズも高く、民間の指定管理者導入で利用者も爆発的に増えたそうです。長野は山岳県であり正しい知識をもった登山客が増えることは大変いいことです。この施設を有効に利用してもなかなか追いつくものでもないですが、もっと地域おこしに使えないのかなと可能性は感じるものでした。
○改めて、最低限の安全とかには関係ないと思われることにまで行政がお金を使える(使えた?)日本に生まれて幸せだなあと感じました。これを支えるのは経済です。本当に経済って重要だなと感じました。