宇賀田会計事務所ニュース 平成25年10月版
2013/10/02
宇賀田会計事務所をいつもご利用いただき、ありがとうございます。
1. 事務所臨時休業のお知らせ
誠に勝手ながら10月7日(月)の営業を休ませていただきます。当事務所のパソコンの一斉入替作業を行い、様々な機器が使用不能になるためです。Windows XPの保守終了に伴って、5年を超えて使用しているPCを一斉に更新することにしました。皆様の会社、身の周りでもXP問題は結構出ているかと思うのですが、どうされていますか?
ちなみに、うちはWindows7への更新です。
2. 社会保険料が変わります。
平成25年9月分(10月納付分)から厚生年金の料率が変更になります。16.766%から17.120%に上昇します。お間違いないように計算下さい。それにしても、社会保険料はどこまで上がるのでしょうか。
3. 証券投資のはなし
アベノミクス以降の円安や株価上昇で、投資してみようかという方も増えていらっしゃるように思います。
(1)NISA「少額投資非課税制度」
最近よく見かけるのが2014年からはじまるNISAというものです。簡単に書くと、年間100万円までの少額投資が5年間非課税になる口座ができるというものです。が、仕組みとしては結構複雑です。
留意した方が良さそうな点をいくつか。
・NISA以外の口座との損益が通算できない。
損失が出た場合でも他の口座で出た利益と相殺できないし、非課税期間中に損したNISA口座の株が課税期間後に値上がりすると課税されることがあります。
・NISAで購入する資金が100万円まで
100万円の残高内で「売買」できるのではなく、100万円まで「買える」だけです。また、配当などで100万円を超えるとその先の再投資は非課税となりません。
・口座は一つしか持てない。
どう当局が管理するのか分かりませんが、NISA口座は、ひとり1口座しか持てません。つまり各銀行や証券会社に1つずつ開設することはできません。
このような性質があるので、NISAは・値上がりや利回りが安定して期待できる投資に向いているのかなと思います。
(2) リスクはしっかりと知りましょう!
最近、証券会社等へ運用を一任する「ラップ口座」や毎月分配型の投資信託へ投資だったり外貨建の複雑な投信での運用を良く見かけます。私は資産がないので、ラップ口座はそもそも持てませんが、複雑な金融商品たちには、私はちょっと手がでません。
知ってほしいと思うのは、任せているから損しないわけではないこと。毎月入金あるからといって儲かっているわけではないことです。ちなみに毎月分配型投信等は、トラブルが多く配当の規制がされる見込みです。その金融商品の特性をある程度知って運用しましょう。あくまでも自己責任です。
○先月、義妹が結婚披露宴をしました。末っ子ですが、妻の実家の名字を継いでくれます。長女を妻にもらった末っ子としては、大変ありがたいと思います。で、私達夫婦と同じで、会計士夫婦です。妻の影響ですかね? ○妻の実家は、田舎のそれなりの家系のようで、古くは小学校に土地を寄付していたりします。まだ地域に非常に強いコミュニティが残っていて、私も妻と結婚した時ご近所廻りをしました。既にハワイで結婚式をしていたのですが、婿さんが来てくれるということで、披露宴は半ば強制的に地元でやらないといけない状況だったみたいです。 ○ここ2年ばかり私は長野の伝統のお祭「ながの祇園祭御祭礼屋台巡行」に深く携わってきました。門前の加盟町20カ町のお祭なので、地域コミュニティというのもかなり意識します。そもそもの市街地空洞化から各町の温度差や状況には差があり、伝統はあるとしても、祭になんで参加するのか?メリットは何か?という議論がついて回ります。また、私自身今の住まいでは区民をしているわけですが、まちの機能を感じることは少ないです。あまり参加しなくていいよという話もされることもあり、これが現在というものかなとも思います。 ○経済的合理性の説明は困難だけど、実は合理性があるということが多くあると私はこっちに帰ってから理解しました。多分全体益には叶うということだろうけど、短期で直接の利害からすると大体は損。お祭とかそういうものですよね。義妹も旦那様もまあしょうがないかと思って披露宴したと思うんだけど、お祭と多分一緒。2人がやったのは素晴らしいことだよ。とはいえ田舎に係わるのはきっと大変だろうから、僕ら夫婦も応援しないとね。 |