受験者が減っていくのは悲しいことです
2013/08/26
就職難で公認会計士受験者が激減 金融庁の誤算…人材の質低下を懸念
25年度の受験者はピークだった22年度の6割程度まで減少。
というニュースが産経新聞に載ったそうです。
うちにも会計士合格者がいて、就職に苦労していましたが、そんなことは私が会計士2次試験に受かったときは考えられませんでした。全くの売り手市場でしたので。
合格者をバカみたいに増やしてみたはいいけれど、もっと市場が拡大すると思いきやなかなか裾野が広がらなかったということです。司法試験も似たようなことが起こっていると聞きます。金融庁の大きな見込み違いというところでしょうか。
もうちょっと増やす数を抑えめにすればよかったとか、タラレバ話はいいとして、試験に挑戦する価値がないと思われているのは困った事態です。
どんな産業でも、組織でもそうですが、新規参入が停滞するというのは長期的に活力を失います。もっと会計士になってもいいかな?という気持ちになる学生たちはどうやったら増えるかなあ。と思います。
魅力的までは難しくとも、まあ会計士になってもいいかなって思われるような会計士さんとして事務所をちゃんとやらないと。