電王戦の感想
2013/05/02
○将棋の電王戦なるものがありました。コンピューター対現役プロ棋士の初公式戦です。将棋ソフトが5本対プロ棋士5名の団体戦で結果はコンピューターの3勝1敗1引き分けでした。
○将棋ソフトもそれぞれかなり実力差があるようでした。最後に出たGPS将棋は、コンピューターを約700台繋げたクラスタなる技術を使ってド迫力だし、実際とても強くて人間は勝てるのかなあと思いました。残りのソフトは、プロの方が将棋で劣っているというより人間らしくプレッシャーに負けた感じでした。優勢な局面で凡ミス連発。コンピューターは感情がなく失敗して悲観しないのがすごく強みなのですね。
○これら対局は「ニコニコ動画」なるものでインターネット生放送されていました。合計でアクセス数が200万人を超えたそうです。
○将棋は、インターネットと相性がいいコンテンツです。局面が一番重要なコンテンツで、そんなに激しい動きもありません。派手でない分深い解説等長く持続的な放送が可能なインターネット放送に向いているのでしょう。それより一局あたり50万人も観戦したいくらいネットテレビで将棋を見る人がいることにビックリしました。
○冒頭の「あまちゃん」も観光協会が作成した動画にかわいい地元女子高生が登場して100万回閲覧があり、北三陸駅に来ると会える!ということで、過去最高の人が集まるというシーンがありましたが、実際あるんでしょうね。会社のホームページもそうですが、動画とかコンテンツの相性を考えつつやると効果は上がるのかもしれませんね。税金の動画ってどうなんだろ?