尖閣諸島を買い取るって
2012/05/02
○尖閣諸島を東京都が買い取るという話が出ています。尖閣諸島って個人オーナーがいたんだ!そして国が地代を2,450万円払ってることにも驚きました。でも、買い取るのが東京都というのも変な感じです。
○領土問題というと日本の『実効支配』のない北方領土や竹島も辛いところです。尖閣諸島みたいに、地下に豊富な資源があるらしいが故に、中国・台湾が領有権を主張しだした所は、日本が何か建設して実効支配すればよいと思います。結局領土問題って誰も納得しないのですから。
そういえば、一般の土地も『実効支配』を20年していれば元々の(登記上の)所有者から請求ない限り、占有している人が所有者になります。
○さて、東京都が買い取るとして、都は何に使うのでしょうか?都民のためになるの?という話です。
この買い取りは、地方税の使い道の話ですが、長野では、『長野県森林づくり県民税』という税金を、法人や多くの方が負担しています。これは長野の森林を保全するための税金ですが、森林を保護する恩恵なら、長野県民より都会の人のほうがを享受するのでは?という気もします。
○尖閣諸島に戻ります。地下資源が豊富で、それを活用するときには・・となると、所有者たる東京都が独占するの?という話にもなりかねません。他国も欲しがる投資物件です。やっぱり国で買い取って、灯台でもつくればいいのにと思いますが、どうなのでしょ