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宇賀田会計事務所ニュース平成21年4月号

2009/04/30

皆様 いつも宇賀田会計事務所をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

 善光寺さんの御開帳は週末の好天や高速道路1000円の影響はどうか分かりませんが、前回より5%程度参拝者が増える見込みとのことで、相当な人出なようです。今年のゴールデンウィークは、製造業では生産調整で16連休も珍しくないようで、御開帳をきっかけによいほうに向かうといいですね。

1.GW期間中および5月の営業日

弊事務所では、勝手ながら、5月の営業を以下のとおりに予定しております。何卒よろしくお願いいたします。

営業日 5月16日(土)5月23日(土)休業日 5月1日(金)~5月6日(水)上記以外のその他の土曜日曜 

 

2.中小企業の平均的な財務・経営指標

   よく質問いただき、答えにくい質問として「他社と比較して当社の財務状況、業績はどうですか?」というのがあります。業種による違いや、個々の会社の事情もあるので、一概にはいいきれないです。

この4月24日に、中小企業白書が中小企業庁から出されました。2006年の実績ベースで、そのころ近年では、最も景況感が良かったようなので、結果現在より、良い数字になっていると思われます。『白書』を参考に、当事務所のお客様で最も多い、50人未満の中小企業の平均値を出してみました(あくまでも単純平均で参考まで)

平均従業者数 10人
平均売上 2億13百万円
平均経常利益 3.8百万円
平均総資産 2億85百万円
金融機関からの借入 54百万円

中小企業白書だけでなく、中小企業の実態調査等は、中小企業庁のHPでみることができます。このHPは意外というと失礼かもしれませんが、金融支援、税制、経営改革支援、人事支援などの情報が比較的わかりやすく掲載されていて、有用だと思います。

3.手許現金を合わせましょう!

 お客様には、金銭出納帳の記帳を基本的にお願いしていると思いますが、金銭出納帳の中の数字と実際に手許現金の残高数値は合わせているでしょうか?

合わせる理由はたくさんありますが、私が最近特に思う理由は主に2つです。

○ 経費洩れ(経費にできるものが経費になっていない)を確認できる。一個一個は些細なことかもしれませんが、チリも積もれば・・です。

○ 他の職員さんに出納を任せていれば、その牽制になる。

特に、『帳簿にはあるらしいけど現金自体はない』という方は、会社財産保全の第1歩です。がんばって合わせてみてください。

『中小企業白書』は、経営者の方にとっての参考になるデータもあるので、機会があればまた触れようと思っています。 白書の中で、個人的に最も衝撃的なのが、中小企業+個人企業の合計が2001年→2006年の間に、全国で10%以上499千個の事業者が減少している点です。一方で、長野県では84%の雇用は中小企業が担っています。事業するのは、それだけで十分社会貢献だと感じまして、また、皆様の継続発展のためにも自分も頑張らなくちゃと再認識した次第です。

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