日本国債の格下げ
2011/08/25
ムーディーズが日本国債を格下げしました。ユーロ安の原因となっている幾つかの国々よりも信用状態は悪いらしいです。
前にも書いた気がしますが、私はこれにかなり悲観的見解をもっています。
でもなぜか円高。それも不思議なのですが、基本的には日本国内の国債や公債は日本国内で消費しているので、あまりグローバル経済で大活躍(大迷惑?)している投機マネーの影響はあまり受けません。
なんとなく低金利で、安定している錯覚を覚えます。
ただ、日本国内の貯蓄でまかなえる限界値まで、あと何兆円でしょう?ただでさえ、高齢化社会を迎え消費だけをする世代人口が増えるいて、日本国内の貯蓄は間違えなく減少していくのです。いい加減に、ヤバいと思う人がもっと増えないといけないのではないでしょうか。政治家はこれについて、臭いものにフタ状態ですし。
一方で、日本国債がデフォルトを起こしたらどんな経済的な現象が起こるのかは、よくわかりません。大インフレと高失業→治安の悪化をはじめとして社会不安が顕在化するという日本になるのか、それとも、他に現金の投資先がないので、思ったより影響がなくて、ただなんとなく、日本の国の経済力が国際的に大きく低下するのか。
とにかく、家をたてるとか、ポートフォリオを組むとか、このデフレのうちに必要な対応が必要なのだと考えるのでした。いそがなくちゃ。