銃所持のための講習に参加する
2010/09/07
前々から狩猟をしてみたいと思っていたのですが、今年になって冬は狩猟をしている人と知り合いまして、それをキッカケに狩猟免許と散弾銃の所持許可を得ることにしました。
当たり前ですが、銃所持にいたるまでには、初心者講習会の参加、講習会の認定テスト、実地テスト、銃の購入のための申請、確認と相当な手続きが必要です。
また、それを使用して狩猟を行うとなると、散弾銃による狩猟免許を県から取得する必要があり、これまた講習とテストがあります。
今回は、第一段階の講習会とテストでした。無事にテストも受かって帰って来たのですが、まだまだ狩人にあるためには、数多くのステップが必要です。
なにより、銃を取得したあとの管理も当然のことながら大変です。専用のロッカーにはじまる設備もそうですが、日々その存在に注意しなければ生活できません。銃刀法や火取法などの法律にちょっとのことで抵触する可能性もあり、銃を禁じられた日本で銃を持つというのは改めて大変なことなんだと感じました。
昔は所持許可も比較的容易に取れたそうですが、犯罪が起こる度に規制は強化されてきたそうです。私も改めて所持するかどうか再度考えようと思います。
一方で、鹿やいのししの駆除する人は不足しているそうです。そして、駆除してもその肉の処理などにも困るとも聞きます。人の生活を維持するための活動がちゃんと市場原理に沿って解決できればよいのに(例えば農林業等に従事している人が、冬に狩猟をしてそのお金で生活できればちょうど良いのに)と思います。
山村の経済がうまく成り立つ仕組みを補助金以外で行える部分が増えるとよいなと思います。有害鳥獣駆除をそれに市場主義経済に乗せるには相当なパワーが必要でしょう。
そう、地方経済と公共サービスに関連することで、もう一個最近考えさせることがありました。それはまた次の機会に。