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ちょっと前の話になりますが、6月15日付け信濃毎日新聞の記事のタイトルです。

2008年度の統計らしいです。

長野県は、03年から06年までワースト１位、07から2年連続で2位だそうです（1位は徳島）。78.2％の法人が赤字（全国平均でも71.4%らしい）とのこと。赤字会社が多いのは、長野では好景気時代が全国よりも長く（バブル＋オリンピック）そのとき累積利益が大きく、倒産が少ないからという分析を、日銀の支店長さんの講演で聞いたことがあります。

私は、バブル崩壊して、長野オリンピックも終わって、景気が悪くなったあとに社会人デビューをしているので、俗に言う「景気が良い」状態を全く知りません。景気がよくなるという想像もうまくできません。

このような状況下でも利益を出している会社もたくさんあります。そのような会社には、やはりそれなりの訳があります。お客さまにどんな付加価値を供給すればよいのか。比較的単純で廉価にできるパッケージはないか。会計事務所としても悩ましいところです。