凱旋門賞海外馬券スタート
2016/10/11
○マカヒキという今年の日本ダービー馬がヨーロッパ競馬の最高峰「凱旋門賞」に出走しました。好調が伝えられていましたが、残念な結果でした。過去にも有力馬が何度も参戦し、4回の2着がありますが、1着の壁はなかなか高いです。
○それにしても日本の競馬界は、凱旋門賞が大好きです。海外で格が高いと言われるレースは他にもたくさんあります。賞金も種牡馬になってからの評価も凱旋門賞を勝つのが一番高いということはありませんが、挑戦するのは凱旋門賞が定番になっています。お金では合理的な説明できないので、日本人のフランスへの憧れというか、「凱旋門賞」というレース名の和訳が上手なのか。なかなか不思議に感じます。
○そしてファンとしては、今年の凱旋門賞から初めて海外競馬の馬券が購入できることになりました。いつもは日本の馬を応援しながら見るだけでしたが、他の馬の検討までするようになりました。馬券の売上げも当初の予想(5~10億円)を大幅に上回る41億円超だったそうです。多分本国フランスの馬券より売れているはずです。マカヒキが断然の人気になると思いきや、意外なほど普通のオッズになったことにも驚きました。競馬ファンって意外とシビアなのですね。
○日本の競馬は、馬券が売れる事が有名で、それがレースの高額賞金はじめとして競馬サークルの発展に寄与してきました(他の国はお金持ちオーナーのお金が中心です)。競馬新聞等の情報発信も凄く発達しています。日本の競馬の中心は、馬券を買う文化だ!と思いつつ、勝ってはずれたら悲しいのでマカヒキの馬券を買った善良な日本人の私でした。