宇賀田会計事務所ニュース平成28年8月版
2016/08/02
宇賀田会計事務所をいつもご利用いただき、ありがとうございます。梅雨も明けて夏本番です。お体には十分ご自愛ください。
1. 当事務所の夏季休業について
誠に勝手ながら、8月15日(月)、16日(火)は、弊事務所の夏季休暇といたします。また、今年から「山の日」ができ、前後休暇をとる従業員もいます。こちらで分かることは、事前対応いたしますが、お盆周辺で対応が必要なことがありましたら、事務所までご連絡を何卒お願いいたします。
2. 親族外の事業承継について
この頃、事業承継がトピックになっていますが、その多くは、同族内での承継を前提し、税金含めた相続対策が中心です。ですが、承継する意欲のある親族がいるケースは恵まれたケースに感じます。
親族内に継ぐ人がいない場合、他人への外部承継が選択肢になります。その時には、何が課題になるか簡単に触れて行きます。ⅰ.従業員等への企業内での承継、ⅱ.M&Aによる外部への売却と2回に分けて考えて行きます。(ⅱ.は来月掲載予定です。)
ⅰ.従業員等への社内間承継について
従業員等長年にわたって会社に貢献してくれている人に承継するという選択肢があります。これは、①会社のビジネスに精通しているという点で優れていますし、②元々知っている人への承継ということで、心理的ハードルが低いことが良いところです。承継後は先代の意向を汲んでもらいやすいこともあるかもしれません。
一方で、先代が株式を所有したままで、新社長に経営者としての大きな活躍を期待するのは、過度な期待と思われます。株主が先代に集中していれば、新社長に身分保証はなく、責任だけ生じてしまうので、やる気にならなくても仕方ありません。先代側としても銀行保証や自己所有財産の担保を外せなければ、承継の意義も感じられないので、この辺りの折り合いが必要になります。
(1)実質的な承継を果たすために
中小企業であれば株主権の移動はあった方がいいと思います。しかし、以下の経済的な課題があります。
① 株式や事業の取得財源が確保できない。
② 銀行借入の保証人や先代所有土地の担保提供を変えてもらえるかという会社の与信の問題
③ 社長は代行しても存続する会社に借金などが大きく責任をとてもとれない。
①から③の順で収益力・財務状態がいい会社からだんだん悪い会社の課題になります。いずれも解消するためには仕組が必要で、①の場合は、不足する金額にもよりますが、融資制度の活用や、株式を引き取ってくれる第3者を見つけてくるのも手かもしれません。②のような会社は、金融機関と打合せが必須です。同時に公的な融資制度を使うのも方法です。③の場合は、基本は債務の整理を進めます。
実例を見聞きすると、経済理由もありますが、先代の考え方や方向性、やむ得ない事情による緊急性が大きいのも事実です。どうしてもオーナー側には、事業に対する強すぎる思い入れがあり、それをビジネスライクに処理できるかというのが、より近い従業員だからこその課題になってくると感じます。
○ポケモンGOなるスマホ用のゲームが人気です。実際の地図を元にGPSでプレイヤーのリアルな現在地を把握して、モンスターを出現させて捕まえさせます。交通違反や不正な立ち入りなどでも話題沸騰です。とりあえず話題なのでやってみました。歩きまわるのが基本でして、日頃動かない人の運動するキッカケにはいいかもしれません。
○うちの近所だと善光寺周辺はゲーム上必要なスポットに多く指定されていて夜も人がいます。ポケモンGOを始めてから、さいたま市と北杜市に行きました。さいたまには、膨大ポケモンもスポットにいろいろあって、北杜市だとIC周辺を除くと本当に、ほとんど何もありません。リアルな虫や爬虫類、鹿などもケモノはゴロゴロいるのですが。 ○ルールや楽しみも良く分からずにやっていますが、かなりやり込まないとそれなりに楽しそうな状況にならないことは分かってきました。ポケモンは、戦わせるためにもいるのですが、相当強くしないと世に通用しません。そのためには、膨大なポケモンやアイテムを集めないといけません。通常の課金だけでなくて、簡単にお金で解決できるのですかね?それはそれで不健全さを生みそうですが。 ○ということで、中途半端な人には、すぐ飽きてしまうゲームかなと思います。マラソンではないですが、素人でもちょいと頑張れば達成できそうな目標が欲しいです。戦わなくても楽しいイベントがあってもいい気もします。その上、著しく田舎に住む人には、不利なゲームになっています。マニアでなくてもそれなりに楽しめる仕組みはないのかなあ。実は恐ろしい自然に触れられない都会の人が、散歩しながら楽しむ。それが世の中の主流なのですね。 |