公務員のお仕事
2015/04/10
○先月の日経新聞「私の履歴書」は、元官僚の古川貞二郎さんのものでした。正直、公務員というと実際どんな仕事か知らない所が多いのですが、とてもダイナミックなことを政治と協力し、責任もって全うしていく面白い内容でした。相当遅ればせながらですが、私も公務員になってみたいと思いました。
○多分、国家公務員は日本の大きな枠を捉えながら、市役所の職員の方は本当に近くの支えとして活躍しています。ただ、宇賀田家では、次男坊だった私にすら「公務員は大変だからなるものじゃない」と父に教えられました。それを疑問にも感じず、今までなってみようと考えたこともありません。母は「安定してて良いと思う!」と言ってた気もしますが。
○長野に戻って公務員の方と接する機会もあります。皆さん非常に一生懸命仕事に取り組んでいます。でも彼らには明らかに立場があり自分の良かれと思うようにはできませんし、言いたいことも素直に言えません。それを補完するというか、もっと進められるようにしていくのが、民間の立場だろうと感じます。
○父もすっかり弱り、どんな意識で税理士をそして事務所を営んできたのか聞けなくなってきました。父の「公務員は大変だ」というのは、息子に跡を継いで欲しいというより、自由に欠けるのはツラくつまらないと思ってたんでしょう。専門家らしくかな。