同窓会をする。
2014/09/08
○お盆に高校の同窓会がありました。私の母校では卒業20周年を記念して、学年全体の同窓会を開くことが伝統となっています。青年会議所をやっていると学年幹事を半ば強制されまして、やりました。結構面倒なのですが、クラス幹事の方々に本当に頑張って頂き、170名程度、全体の4割くらいが集まり、楽しいときを過ごしました。
○全員と連絡がとれるわけではないですが、同期の半数以上は長野に住んでいません。私自身、たまたま長野で働いているだけで、ちょっと別のきっかけや決断で長野にいなくても全く不思議ではない気がします。都会も結構好きですし。近年は、私の頃より長野に帰らない傾向がさらに進んでいるようで、地方都市はますます都会への人材供給場になってしまいます。
○このところ景気も回復傾向にあって、新卒はじめ求人倍率がかなり高くなっています。人材確保は地方都市の企業にとってますます大きな経営課題になってくるでしょう。ニワトリと卵ではないですが、人が帰って来ようとするのが先か職場がとかあるのが先かどっちでしょう?
○いずれにしろ、どうやったら長野で働き、住む気になるだろうかって考えます。戻ってくるのが当然と考える人、別に理由もなく帰るのを拒む人もいます。長野に愛着があるのか、子どもの頃から刷り込みなのか、都会が肌に合わないのか、親の都合か、何となく気づいたらか。我が事務所の芦田みたいに仕方なくたまたま長野に流れついてなのは、かなり貴重だと最近思います。
○同窓会は、そんな地元のことを思い出す、思い返すきっかけです。これを機会にみんなで集まったり、長野に寄ることが増えてくれればやった甲斐もあるってものです。