屋台の修理保存におもう。
2014/06/04
○新幹線延伸と御開帳等がある2015年を目前に、某団体の役職もあって、いろんな所に顔出す機会を頂いています。この前、新幹線延伸がテーマの講演を聞き、2016年に北海道新幹線が開通するらしいので注目されそうなのは2015年だけ、あと延伸対策は当事者の市民が考えてやらないと意味ないという点に妙に納得しました。
○注目といえば、先日「ながの祇園祭屋台修理保存委員会」を事務局担当として立ち上げまして、たくさんのマスコミに取上げて頂きました。JR東日本を通して東日本鉄道文化財団からご支援頂き、東町が持つ明治5年に建造された長野市内でも有数の屋台を修繕します。本当に立派な屋台でして、東町の区長さんを中心に実現に向かっています。
○ながの祇園祭も7月13日の開催に向け準備が進んでいます。そんな中「屋台巡行毎年やろう!」と立上げた方が、先日お亡くなりになりました。保存委員会も、その方がやると言い、巻き込まれて一緒に準備を始めた事情が分かる私が、とりあえず引継いだものです。
○とにかく寂しい限りです。このお祭はおカネがかかる上、各町との調整があり、伝統もあり、それに伴うプレッシャーもかなりなものだと推察されます。保存委員会の立ち上げという、どうってことない仕事でも意外と大変で、今まで守ってもらっていたなと感じました。改めて、必ず人は亡くなるんだから、どうやって遺すのかを考えさせられました。
○私は、オマチの人ではないですし、いろんな役職も今年までです。ただ、当事者としては、2015年春、改修した東町の屋台を披露して、御開帳でいっぱいの観光客の皆さまに、長野市にお住まいの皆さんに、門前文化らしい「ながの祇園祭」を知ってもらえるようにやりたいなと思っています。ハードルは結構ありそうですが・・。