義妹の結婚式におもう
2013/10/02
○先月、義妹が結婚披露宴をしました。末っ子ですが、妻の実家の名字を継いでくれます。長女を妻にもらった末っ子としては、大変ありがたいと思います。で、私達夫婦と同じで、会計士夫婦です。妻の影響ですかね?
○妻の実家は、田舎のそれなりの家系のようで、古くは小学校に土地を寄付していたりします。まだ地域に非常に強いコミュニティが残っていて、私も妻と結婚した時ご近所廻りをしました。既にハワイで結婚式をしていたのですが、婿さんが来てくれるということで、披露宴は半ば強制的に地元でやらないといけない状況だったみたいです。
○ここ2年ばかり私は長野の伝統のお祭「ながの祇園祭御祭礼屋台巡行」に深く携わってきました。門前の加盟町20カ町のお祭なので、地域コミュニティというのもかなり意識します。そもそもの市街地空洞化から各町の温度差や状況には差があり、伝統はあるとしても、祭になんで参加するのか?メリットは何か?という議論がついて回ります。また、私自身今の住まいでは区民をしているわけですが、まちの機能を感じることは少ないです。あまり参加しなくていいよという話もされることもあり、これが現在というものかなとも思います。
○経済的合理性の説明は困難だけど、実は合理性があるということが多くあると私はこっちに帰ってから理解しました。多分全体益には叶うということだろうけど、短期で直接の利害からすると大体は損。お祭とかそういうものですよね。義妹も旦那様もまあしょうがないかと思って披露宴したと思うんだけど、お祭と多分一緒。2人がやったのは素晴らしいことだよ。とはいえ田舎に係わるのはきっと大変だろうから、僕ら夫婦も応援しないとね。