その昔、「やまとなでしこ」というドラマがありました
2012/11/04
最近、東北に行った時にDVD借りて、昔見たドラマ「やまとなでしこ」を見ていました。その昔に見たのは、会計士に受かる前。昔過ぎで良く覚えてないけど、とても面白かったね、ってイメージがあります。
松嶋奈々子が『合コン女王』で、金持ちダイスキ。とても美人。時代は違うけど、大げさでかなりいろんな無理な設定の中なんですが、楽しいお話です。最近あんまりドラマ見ないけど、こういうのって少ない気がします。東十条光(東幹久)最高。
今見て改めて思ったこと。
・『お金もち』という定義づけ
年商、資産(遺産)、収入、肩書き、馬主資格。そして借金。ドラマで良く出る金持ちを示す概念たち。
どれもこれも、金持ちの定義づけとしては難しい。年商30億円とか100億円の会社のほうが潰れるし、給料取れるわけじゃないかもしれないし。。。
BMWやメルセデス乗ってる人なんてもっと、ていうか、全くあてにならないよなあ。馬主資格も、確かにすごいかもしれないけど、馬主が究極な金持ちでもないし、馬主なってから没落する人だっていっぱいいるし。。
なんか金持ちそうな言葉や数字を使うことが重要なんだよな!って改めて思いました。明らかに詐欺なファンドのお金集めといっしょ。そう考えると、玉の輿って意外と難しい概念であるということがわかる。そして、東十条光さんは尋常じゃない金持ちということは理解できます。
・『JCと合コン』というシーンがある。ドラマ中、松嶋奈々子はJCメンバーとの合コンに向けて超気合い入れてる。すげー!当時JCって金持ち多かったんだろうなあ。。。。現役メンバーとしてなんかうらやましい。
・27歳が女の最高値説。うちの従業員をはじめ、女の人にその話をするが、改めて納得。
・魚屋さん。堤真一扮する男側主人公は、MITに数学で留学して、挫折して、親の跡をついだ魚屋さん。MITを数学で留学してれば金融工学とかでとんでもない額稼ぐだろうに。。。と思ったけど、それは別に良くて、魚屋さんの件。
3000万円の借金に苦しむ代官山に土地建物所有の魚屋さんという設定。代官山界隈の高級レストランに魚を下ろし、お金持ちのお客様も多数。魚屋さんとしては、普通の魚屋さんよりとんでもなく理想的な顧客状況な気がする。そして代官山であのくらいの土地持ってれば、3000万円に苦しむなんてあり得るの??って感じもする。なにより、魚屋さんとして投資していない店で、どうやって3000万円の借金が残ったのか。気になる。
・最後は数学で再度お金持ちになるというオチ。折角の魚屋さんはどうなったんだろう。。でも何とか賞を取るとらないは別として、その方が稼げるよなあ。意外と、本来あるべき姿に立ち返った、達成可能な普通なオチな気もする。少なくとも魚屋さんで大ブレークよりはね。