まち会計士
2012/07/04
○朝の連ドラ「梅ちゃん先生」を見ています。堀北真希さん扮する魅力的な女医さんの話です。先日の放送で大学病院研修中の彼女が「そこにいればいい」という言葉に感化され地元蒲田での独立開業を宣言していました。
○会計事務所はお医者さんに例えられることもあり、規模やサービス内容によって、大学病院のような大病院、地域の有力な病院、町医者、専門医みたいな分類ができます。働いた経験上、どちらも長所も短所もありまして、それぞれ必要なものです。この辺も医者に似てるかもしれません。
○大法人と個人事務所では、仕事内容も考え方も大きく違います。大法人時代は、基本自分中心で、特に退職前は法人の分裂騒動なんかがあったりしたので、世の中や社会について考えることなんて、ほとんどなかった気がします。今は地元がどうなるといいかとか、自分ができることとか、それなりに良く考えます。
○そんな活動のひとつで、7月15日(日)に開催される「ながの祇園祭御祭礼屋台巡行」の実施に向けたお手伝いを去年10月くらいからやっています。今は、善光寺御開帳時に実施されているお祭です。昔の毎年やっていた時代の屋台巡行を懐かしくと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
○お祭を自立的に開催できるように、カネやヒト等を集め、仕組にしていく活動をしているのですが、会社とか違って目的が非常に不明確になります。地元のまち、行政、関係団体、その他の市民、それぞれ達成したい目的や利害が違い、いろんな調整や準備をしていて何がしたいんだっけ?となることもしばしばです。
○お医者さんも会計事務所も屋台巡行も、とりあえずそこにあることが第一です。特に屋台は祭に使ってナンボです。もっとなんとかならないの?という点はあると思いますが、ちょっと温かい目で、7月15日中央通り界隈に足を運んでいただけると、うれしいです。
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7月のお客様へのお便りの抜粋です。